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2014年1月

一般の消毒薬と電話消毒薬の違い

  一般に販売されています消毒薬の消毒のしくみは、細菌の細胞を構成していますタンパク質を凝固
  させることで細菌を殺します。これは同時に人の細胞のタンパク質にも同様な働きをします。

  一方、電話消毒薬の消毒のしくみは、主成分の硫酸オキシキノリンが菌体中の種々の酵素として働
  く金属タンパク質を合成するときに必要とされる必須金属類(亜鉛、鉄、銅、マグネシウム等)と結合
  して奪ってしまうため、他のいろいろなタンパク質合成に必要な酵素が円滑に供給されず、細菌を死
  にいたらしめます。

  このような金属との結合を、その様子がカニのハサミで挟むように見えるため、「キレート反応」と言
  われ、タンパク質からなる人体に係わりのないのが特徴です。
  キレートとは、ギリシャ語でカニのハサミを意味しています。

  初期の電話しょうどくは、フォルマリンを薄めて電話機を消毒しておりましたが、消毒効果を持続させ
  るためにパラホルムアルデヒトを使用するようになりました。
  しかし、パラホルムアルデヒトの吸入毒性が社会問題となり、後に開発したものが硫酸オキシキノリン
  を主成分とした現在の電話消毒薬(医薬品)です。

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えっ! これが「医薬品」?!

  お客様に、消毒のために送話口に取付ける製品が、「医薬品」として理解されにくいことは、当然のこと
  かもしれません。

  社会通念上は、“くすり”といえば、医師等の処方箋若しくは指示に基づいて使用されるものと、自己判断
  で薬局等から求めて使用されるものとなっています。前者は「医療用医薬品」といい主作用・副作用が
  強く、病気をもとに開発されたもの、後者「一般用医薬品」といい主作用・副作用が緩和、消費者のニー
  ズをもとに開発されたものです。

  何れも薬事法第二条2号 「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされる
  ものであって、器具機械でないもの」 の医薬品の定義にのっとるものです。

  これで分るように、「医薬品」になるには先ず目的性が求められます。次は、医薬品の三本柱といわれる
  品質・有効性・安全性が3年間確認できる安定性が必要なのです。

  私共の電話消毒薬は、「電話機送話口の消毒に使用されることが目的とされるもの」であって、広く「疾病
  の予防」の範疇に公衆衛生用薬効群の消毒薬に属している「医薬品」です。

  それ故、電話消毒薬は信頼性のある製品であり、お客様に自信をもってお薦めできます。

体内温度1度の差

  最近、生姜を利用した飲食物をよく目にします。
  生姜は体を温める効果があるため、今の寒い時期に需要があるようです。

  実際、生姜は体内温度を上げると言われております。
  この体内温度は、健康にとって非常に重要で、体を冷やしてしまい体内温度が下がり過ぎると、
  免疫力が落ちてしまい、風邪を引いたり、インフルエンザ等にかかりやすくなります。
  逆に体内温度を1度上げると免疫力が上がり、がんになりにくいと言われております。

  それだけ体内温度1度というのは大きな意味を持ちます。

  冬の寒い時期だけでなく、夏でもエアコンで体を冷やしたり、冷たいものを飲み過ぎて内臓を
  冷やしてしまいます。特に夏場に冷たいもので内臓を冷やし過ぎると秋口に体調を崩し易い
  と言われいますので気を付けましょう。

  当社には、漢方薬で使用されるショウキョウ(生姜)の粉末を、ミネラルたっぷりの黒糖と一緒に
  お湯に溶かして飲んでいる社員もいます。この究極とも言える生姜の取り方は、とても辛いです
  が、効きます。

  他にも当社では、葛根湯を社員に勧めています。葛根湯も体内温度を上げる効果があります。
  結構万能ですよ。

ノロウィルスによる被害は人間だけ?!

  ノロウィルスの感染を原因とするウィルス性のおう吐・下痢症が流行し出しています。

  スリッパからも検出されたというニュースを見て、びっくりされた方もいらっしゃるのではないでしょう。
  改めて非常に感染力の強いウィルスだと再認識しました。
  ただ、ノロウィルスに感染して発症するのは人間だけで、人間以外の動物(すべてではないかもしれ
  ませんが)が感染しても、影響は出ないと言われています。そのため、薬の開発ができていません。

  ノロウィルスは、塩素系のもので消毒をしないと殺菌できません。アルコール等で消毒してもノロ
  ウィルスは生き残ります。生き残ったウィルスが空気中に舞って、経口感染するようです。

  当社の「ぱいぷクリンW」は、塩素系の多用途洗浄剤です。ノロウィルスの殺菌にも万全です。
  ぱいぷクリンW1錠を指定量の水に溶かして使用します。詳しくは、当社ホームページの「その他の
  商品」ページの”ぱいぷクリンW使用方法冊子”をご覧ください。

鼻うがい

  花粉の飛ぶ季節が近づいて参りました。予測では関東地方から西にかけては、2月中旬ごろから
  飛散し始めるようですが、26年の飛散量は少ないようです。毎年、花粉症に悩まされる方には、
  少しほっとされたのではないでしょうか。

  当社では、以前から「鼻うがい」を社員に勧めています。
  鼻うがいは、コップ等に入れた水に少量の塩を溶かし、鼻から吸い込んで口から吐き出します。
  慣れるまでは鼻から吸い込みづらいですが、やってみると意外に気持ちがいいものです。水では
  なく、ぬるま湯で行った方が、鼻に吸い込んだときに痛くありません。

  外出した後や就寝前に、口うがいと一緒に鼻うがいをすると、風邪やインフルエンザの予防になり
  ます。また習慣化することで鼻の粘膜が鍛えられて、花粉症対策にもいいと社員に勧めています。

  ぜひ、一度試してみて下さい。ほんとに気持ちいいですよ。

  当社の電話消毒薬には、花粉の季節に応じて、花粉症の軽減効果のある成分を配合しています。
  鼻の中がすぅーっとする感じがします。ぜひ、こちらもお試し下さい。

風邪に似た症状の結核

  結核は、咳やたんなどの風邪に似た症状が出ることが多い病気です。結核とは、人から人へ感染する
  「結核菌」という細菌が引き起こします。

  明治時代から昭和20年代まで「国民病」と恐れられ、日本人の死因の1位でしたが、国をあげて予防や
  治療に取り組み激減しました。

  しかし、未だ恐ろしい病気には変わりなく、一昨年は2万人以上の人が発病し、2,110人の人が亡くなっ
  ています。欧米先進国に比べ、日本の患者の割合は高く、中まん延国とされています。

  結核に罹患すると、完治するためには最低でも半年間、薬を飲み続けてなくてはなりません。途中で飲む
  ことをやめてしまうと、薬が効かない菌に変化する可能性があります。
  最近、複数の薬が効かない「多剤耐性結核菌」が見つかっているのは、そのことが原因かもしれません。

  正岡子規など結核により命を失った歴史上の人物は少なくないようです。

固定電話の普及率

 先日の日本経済新聞に、アジアにおける固定電話、携帯電話、スマートフォンの各人口普及率が国別で掲載されておりました。

各国とも携帯電話の普及率が高いのは推測できますが、固定電話も未だ普及率が高いことが分りました。
台湾、香港、韓国は60%以上もありました。日本も50%を超えております。

最近は、仕事における固定電話が見直されております。

声が伝わる 誠が伝わる 信頼が生まれる
会話は大切なコミュニケーションです。

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