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2014年7月

身体に良い甘味

  代表的な甘味食品は砂糖ですが、砂糖は酵母(イースト)の栄養源になりやすいため、酵母の
  繁殖による食品の品質劣化を防ぎ、保存性を高めるために砂糖以外の甘味料が用いられます。

  また最近では、砂糖の過剰摂取は糖尿病や肥満、虫歯の原因になるとされるなどで、一種の
  悪者的扱いもされるようになり、砂糖の代替品として添加物が使われることが増えてきました。


  甘味料を製法により分類すると「天然甘味料」と「人工甘味料」とがあります。

  天然甘味料は、天然の植物中などに微量に含まれている甘味成分であり、これを濃縮・精製
  して甘味料としたものです。
  人工甘味料は、天然には存在しない物質で、化学的操作によって砂糖よりはるかに甘く感じる
  物質を人工的に合成したものです。

  天然甘味料には、ショ糖(サトウキビなど)、ステビオサイド(ステビア)、グリチルリチン酸(甘草)、
  蜂蜜、メープルシロップ、果糖などがあります。

  人工甘味料には、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなどが
  あります。


  人工甘味料は、食品衛生法に基づき、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定する
  指定添加物に該当していますが、安全性を疑問視する声もあります。
  アメリカでは副作用として、大食症や体重増加、脳障害、アルツハイマー等が挙げられています。


  そこで、甘いものが欲しくなったら、「蜂蜜」をお勧めします。

  蜂蜜にはビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、カルシウム、鉄のミネラル類、アミノ酸、酵素
  などが含まれており、黄金の万能薬と言えるほどです。

  甘みはショ糖よりあり、強力な殺菌作用のあるグルコン酸が含まれているため、風邪予防に良い
  とされています。

  また、他にも下記のような特長があるそうです。

    ・蜂蜜に含まれる果糖は、肝臓内のアルコール分解を助け、血中のアルコール濃度を
     下げる働きがあり。

    ・蜂蜜漬けレモンは、レモンの疲労回復作用と蜂蜜のエネルギー補給作用の相乗効果
     による疲労回復効果あり。

    ・蜂蜜と大根の組合せは、蜂蜜の殺菌作用と大根の消炎作用が、喉の炎症や咳をおさ
     える効果あり。

    ・その他、抗酸化作用による老化防止、脳の活性化作用、目の疲労回復効果があり。

  さらに、砂糖は虫歯になりますが、蜂蜜は虫歯にならないそうです。

  こんないいことずくめの蜂蜜を、ぜひ生活に取り入れてみて下さい。 

 

 

細菌の繁殖が活発になる季節です

  細菌やウィルスによる食中毒は、1年中発生します。

  この時季は、ノロウィルスやロタウィルスなど、ウィルス性食中毒に代わって、細菌性の食中毒が
  増えてきます。

  食中毒を起こす細菌の多くは、高温多湿の環境を好み、6月~9月が要注意です。
  室温(約20℃)で活発に増殖し始め、人間の体温くらいの温度(35℃前後)で増殖のスピードが
  最も速くなります。
  一方、10℃以下で増殖のスピードが急激に落ち、マイナス15℃以下では増殖しません。


  細菌性食中毒には、大きく「感染型」と「毒素型」に分けることができます。

  「感染型」は、食品中の細菌が食べることで体内に入り、腸の中で増殖し、食中毒を起こします。
  カンピロバクター、病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌など)、腸炎ビブリオなどがあります。

  「毒素型」は、食品中で増殖した細菌から発生する毒素を食べることによって、食中毒を起こします。
  加熱などによって細菌自体を殺菌しても、毒素が耐熱性であれば食中毒になってしまいます。
  黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、セレウス菌などがあります。


  食中毒の原因菌の中で、発生件数が最も多いのは、感染型の「カンピロバクター」と呼ばれる細菌で、
  細菌性食中毒全体の半数以上を占めています。
  カンピロバクターは、鶏や牛、豚などの腸内に棲みついている細菌で、食肉などを介して体内に入る
  ことで発症します。

  毎年重症例が報告されているO157(腸管出血性大腸菌)などは、家畜(牛、羊、豚など)の大腸に
  棲みついており、生食や加熱不十分な肉類が原因となっています。


  食中毒というと、漠然と「腐ったものを食べて下痢した、腹痛になった」と考えますが、腐敗しても
  食中毒を起こすとは限りません。食べものの中に食中毒細菌やウィルスがいるかがポイントであり、
  見た目や臭いに変化がなく腐敗はしていなくても、食中毒菌が増殖している場合もあります。


  食中毒の発生が多い今の時季、油断せず食中毒予防に気をつけましょう。
  予防は大切です。 

やきとり、煮込みで夏に挑む

  やきとり、もつ焼き、もつ煮込みなどを肴に一杯は、夏の栄養補給にはもってこいものです。

  ニワトリの胸肉は栄養の宝庫です。パソコン疲れの目を癒し、免疫力の強化に欠かせないビタミンA
  がたっぷり含まれております。
  記憶力を良くしたり、元気回復の元ともいわれるビタミンB1も多く含んでいます。

  最近、ニワトリで注目されるのは、アンセリンやカルノシンなどのアミノ酸で、細胞の老化を防ぎ、肌の
  若さを保つ成分と期待されています。
  手羽先にはコラーゲンも多く、女性の美容食でもあります。

  また、もつなどの内臓は、通常のロースやバラ肉に比べて疲労回復に効果的なビタミンB群や鉄分、
  亜鉛などのミネラルが豊富です。

  もつ煮込みは、余計な脂肪を落とし、ローカロリーかつ高タンパクなため、食べるとスタミナが付くと
  されています。

  「医食同源」の考え方でも、肝臓が悪いときは肝臓を、腎臓が悪いときは腎臓を食べると効果的と
  されます。
  これは、そうした臓器を食べることで、臓器の回復に必要な栄養(素材となるたんぱく質、活動を
  活性化させるビタミンB群など)が効果的に摂れるためでしょう。

  夕方、帰る時間になるとビールや梅割り、やきとりやもつ煮込みを思い出してしまうのは、身体が
  疲れているのかもしれませんね。


 

睡眠で身体のメンテナンスを

  睡眠が健康維持に大切だという点はよく知られています。

  睡眠時間と寿命の関係は、国内外の調査によると、日本人は6.5~7.5時間が最も長生きで、
  それより長くても短くても寿命が短くなるとの調査結果です。アメリカ人でも、7~8時間が良いよう
  です。  
 

  睡眠は、寝ている間の身体のメンテナンスや、体内時計による生体リズムの調節、
  記憶の整理、  活性酸素の消去、ホルモンの分泌などに欠かせません。

  このシステムの維持に睡眠ホルモンのメラトニンが働いています。アミノ酸の一種を原料として
  合成され、17~18歳をピークに分泌量は減少していきます。メラトニンの分泌が不足したり、
  正常に分泌されなかったりすると、不眠症などの睡眠障害を引き起こします。

  幼少時には、メラトニンが引き金となって成長ホルモンの分泌が促され、骨や筋肉が成長します。
  「寝る子は育つ」という言葉がありますように、特に睡眠中に多く分泌されます。

  大人にとっても、老化や生活習慣病の元凶となる活性酸素の消去作用があります。十分に分泌
  されないと、太りやすくなる、肌の老化、疲れが取れない、病気になりやすいなど身体機能に影響
  を及ぼします。


  メラトニンは朝、目覚めた時に太陽の光を浴び、寝る前には照明を暗くすることで分泌量が増えま
  す。これは、神経伝達物質の一つのセロトニンが関係しています。

  通常、昼間に優位になる自律神経が働くことでセロトニンが多く分泌され、このセレトニンによって、
  夜間に優位になる副交感神経が働くことでメラトニンの分泌を促進します。

  ただし、コーヒーや緑茶などのカフェイン、アルコール、タバコなどは分泌を抑えるため、寝る前は
  避けた方が良いようです。


  現代社会では、深夜テレビや24時間営業のお店をはじめ、パソコンやゲーム、スマホなど夜間
  でも明るい光を浴びる機会が多く、生体リズムが乱れやすい状況です。

  不規則な生活はできるだけ避け、十分な睡眠をとるようにしましょう。 

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    イラストレーターわたなべふみ 

 

健康には腸内環境が影響します

  腸には、食べた物を消化吸収する他、体に有益な物質を作り出す、免疫力を高める働きがあります。
  腸の状態を整えることで、スムーズな排便が促され、美容にもとても良い影響を与えます。

  逆に、腸の働きが劣っていると必要な栄養は吸収されにくくなり、便秘になれば腸内の食べカスが
  腐敗し、アンモニアなどの有毒物質が生成されます。この有毒物質が腸から吸収され血液に溶け
  て全身を巡り、肌荒れやさまざまな体の不調を引き起こしたり、口臭や体臭が強くなる原因ともなる
  ようです。

  腸の状態を左右するのが、腸内に棲んでいる細菌です。
  この腸内細菌には、大きく分けて善玉菌と悪玉菌、そしてどちらか優勢な方につく日和見菌の3種
  類があり、腸内環境を良くする善玉菌を増やすことが大切です。


  善玉菌を増やすには

    一つ目が、良い菌を体に取り込む・・・・・味噌、醤油、納豆、漬物などの発酵食品は、善玉菌
                        を多く含んでいます。

    二つ目が、腸内の良い菌の繁殖を助ける・・食物繊維は、善玉菌のエサとなり繁殖を助けます。
                        オリゴ糖は、食物繊維と同等か、それ以上の働きを
                        すると言いわれています。


  腸は、栄養吸収の源です。腸内環境を整えて、体に良い影響を作り出しましょう。
 


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