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感染症の感染経路---空気感染

  感染症の主な感染経路には、接触感染、経口感染、飛沫感染、空気感染があります。

  前回掲載した飛沫感染と似たような感染経路を辿るのは、空気感染です。

  飛沫感染との基準の違いは、飛沫の大きさが5μm以下になります。

  5μm以下の飛沫は水分が蒸発し、軽いので長時間空中を漂います。病原性微生物は感染症を保った
  まま漂うため、それを吸い込むことで感染します。

  空気が低温で乾燥していると、より長く感染症を持ち続けるようです。


  飛沫感染の場合は、感染者から2mも離れていれば感染の可能性は低くなりますが、空気感染に距離
  は関係ないということです。

  オフィスや電車やバスなどの交通機関、スーパーなどある程度の閉鎖された空間であれば、感染の可
  能性が高くなります。

  屋外については、どんな病原体であっても空気感染をする確率はほぼないようです。


  空気感染による病気は、結核や麻しん(はしか)、水ぼうそうが代表的なものです。


  空気感染対策として、感染者がマスクをすることである程度防ぐことができるそうです。
  また、密閉された空間では、空調や換気、温湿度の管理が重要です。


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  イラストレーターわたなべふみ  

  予防には、手洗い・マスク   電話には電話消毒です 
 

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