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 どんな感染症でも予防が大切

  蚊が活発に活動する季節になりました。

  今年に入って、蚊が媒介するウイルス感染症のジカ熱が問題となっており、一昨年は日本でデング熱
  が問題となりました。

  新聞紙面などには、蚊に対する対策記事をよく目にします。
  大体どの記事にも感染症の予防のためにすべきことで構成されており、まずは蚊の発生源を絶つこと
  が必要であるということです。


  日本には約200種類の蚊の仲間が生息し、そのうち感染症を媒介するのは、ヒトスジシマカ、アカ
  イエカ、ハマダラカ、コガタアカイエカだということです。

  ジカ熱やデング熱を媒介するのはヒトスジシマカで、日中から活発に活動し、庭や公園などあらゆる
  ところに生息しています。


  ヒトスジシマカとアカイエカは、ちょっとした水たまりに卵を産み、そこでボウフラから成虫に成長
  します。
  そのため、この発生源となる水たまりを作らないことが、第一の予防対策となります

  屋外の植木鉢の水受け皿、放置されたビンや空き缶、雨水・排水ますなど、あらゆるところに溜まっ
  た水たまりが問題となります。

  溜まってしまった水は、早めに日当たりのよいところに流すことが大切で、ボウフラがいた場合でも、
  日当たりでひからびるため、この段階で退治することは非常に有効だということです。


  一方、マラリヤを媒介するハマダラカ、日本脳炎を媒介するコガタアカイエは、水田や湖沼などの
  大きな水域で発生するということです。


  成虫になってしまった蚊に対しては、虫除け剤を使用し、肌の露出をなるべく避けることしかありま
  せん。

  また、蚊は汗の臭いなどに敏感に感知して寄ってくるので、汗の臭いはこまめに消すことも有効です。


  蚊に刺されてしまったら、かゆみも不快ですが、問題となっているのは感染症です。

  感染症はいずれの場合も、予防対策が重要です。

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