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 リンゴで医者いらず

  間もなく風邪の季節に入ります。夏の冷房による冷えが効いてくる時期であり、免疫力を低下
  させ、体調を崩しやすい季節であります。


  そんな季節には、旬の「リンゴ」をおすすめします。

  「1日に1個のリンゴは医者を遠ざける」

  実は、これはイギリスで生まれたことわざで、リンゴには多彩な栄養素が含まれていて、毎日
  食べれば医者いらずという意味です。

  実際に、多数の医学的効果の研究結果が発表されています。


  まずは高血圧に。
  リンゴを1日3個以上食べると血圧が低下するといわれ、豊富に含まれるカリウムの効果だと
  されています。
  その結果、脳卒中や心臓病になるリスクが減るということで、フィンランドで行われた疫学調
  査では、約40%もリスクが下がった報告があります。

  中性脂肪も下がるという研究結果もあります。

  また、総コレステロールと悪玉コレステロールを低下させ、善玉コレステロールを増加させる
  ことも確認されています。
  これはペクチンという水溶性食物繊維が、腸内にある脂肪分と結合することによってコレステ
  ロール値を下げる作用をしているようです。

  さらに善玉菌が増えることで腸内環境が良くなり、大腸ガンのリスクを下げることも期待でき
  ます。

  ペクチンは粘膜保護作用もあり、風邪を引いた時に、すりおろしリンゴを食べるのは、リンゴ
  酸の消炎作用と合わさってその効果を期待するからです。

  食物繊維も豊富で、その質は芋類や豆類などにひけをとらないといわれています。


  果物の中ではビタミンCの含有量が多くないリンゴですが、体内に取り込む効率が高く、結果
  的に多くのビタミンCを摂取できるという研究結果もあります。

  アメリカの研究では、成人男性で、血液中のビタミンC濃度が高いグループは、低いグループ
  よりガンになるリスクが62%も低いという報告もあります。


  実は、リンゴの栄養成分は、皮と果肉の間に特に多く含まれるので、まるかじりで食べるべき
  です。皮ごと調理する方法も良さそうです。


  毎日リンゴを食べて、体内を丈夫に整えて、寒さ季節を乗り切りましょう。

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