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トピックス

 年末年始休業のお知らせ

  いつも有難うございます。

  誠に勝手ながら、2016年12月29日(木)から2017年1月4日(水)まで、年末年始休業と
  させて頂きます。
  1月5日(木)から平常どおり営業致します。

  ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 カニ・エビから生まれる抗菌物質

  キチンは、カニやエビ、シャコなどの甲殻類の殻や、貝、イカなどの軟骨、昆虫などの外殻に多く含
  まれています。
  実際は、甲殻類の殻からタンパク質などの成分を取り除いて精製されたものです。

  キトサンは、キチンを原料に化学処理をして変化させた抗菌剤です。


  キトサンの抗菌作用は、大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA、緑膿菌、肺炎桿菌などの細菌類に有効
  なことが確認されています。

  キトサンの抗菌作用のしくみは、細菌やウイルスのほとんどがマイナスの電気を帯びているため、
  キトサンの持つプラス電荷に引き寄せられ、繁殖を防いでいます。

  この抗菌作用を利用して、低温でのしょうゆやみその醸造や、野菜の浅漬けに加えて防腐、保存にも
  役立てています。


  また、抗菌防臭繊維にも使用されており、制菌素材として医療機関や介護施設などで使用される白衣
  やシーツ、除菌ガーゼなどで活躍しています。
  キトサンの入った肌着には、保湿と抗菌力があり、アトピー性皮膚炎に効果があるといわれています。


  さらに抗菌作用以外にも、いろいろな用途に使用されています。

  キチンは、人体への親和性が高く、細胞となじみがいいという性質を利用して、人口皮膚や手術用の
  縫合糸などにも使われ、医療分野において欠かせない存在となっています。

  他にも、土壌改良剤や工業排水、畜産・漁業用の飼料、汚水処理などにも使用されているようです。

  水虫にも効くといわれており、直接塗布すれば効果があるそうです。


  カニやエビは、古来から世界各地で食べられてきたものですので、キチン・キトサンは安全性が高い
  抗菌性物質といえます。 

              20161216154449.pngのサムネイル画像  20161216154545.pngのサムネイル画像

 紀元前から活用されているアロエ

  今では、美肌効果などで注目されているアロエは、紀元前から病気やケガ、美容のために活躍してい
  ました。

  約3500年前の紀元前1500年頃に埋葬された、古代エジプトのミイラと一緒に発見された書物
  に、アロエの使用についての記述があったようです。


  また、アレクサンダー大王は、兵士の病気やケガの薬として、アロエを栽培して使用したといわれて
  います。

  絶世の美女として有名なクレオパトラは、アロエベラエキスを化粧水として全身に使っていたとされ
  ています。

  紀元1年には、ローマ皇帝ネロの侍医であったディオスコリデスが著した「ギリシャ本草」の中には、
  アロエの薬効や服用法と効果が詳しく記されており、便通促進効果、胃の保護効果、ケガ、目の病気、
  打撲、痔、蓄膿など、まさに万能薬として扱われています。
  抜け毛を防ぐことまで書かれているようです。


  中世になると、アロエの薬効を知った神父や修道僧が、常備薬として持ち歩き、広くヨーロッパに広
  まり、コロンブスらによって、アメリカ大陸にまで伝えられたといわれています。

 

  アロエはユリ科の植物で、薬用と観賞用があり、もちろん薬効を期待して使用するのは薬用の方です。


  アロエの有効成分は、「植物フェノール系」、「多糖類系」、「その他」の3つの成分に分けられ、
  あらゆる働きします。

  主な効果としては、抗菌作用、抗炎症や抗アレルギー、健胃などの薬効があります。

  また、肌に直接つけることで、コラーゲンの生成を助け、新陳代謝を促進する働きがあり、シミや
  シワを改善し、肌の若返り効果もあるといわれています。


  現在分かっている薬効をみても、ディオスコリデスの「ギリシャ本草」に書かれた薬効とほぼ変わら
  ないように感じます。

  古代の人々は、これらの効果を科学的に調べる術をもっていなかったと思われますが、色々な薬効を
  とても細かく知り得ていたことに驚きです。


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 まもなくインフルエンザの季節

  今年もインフルエンザの流行が徐々に拡大しています。

  厚生労働省の11月18日の発表によると、11月7日から13日の間(第45週)の定点当たり報告
  数は0.84となり、前週の0.59より増加しました。
 

  インフルエンザの患者数は、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関(小児科約3,000、内科
  約2,000)から毎週報告されており、その1定点当たりの患者数が10を超えると注意報となり、30
  を超えると警報が出されます。

  注意報は、流行発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があり、すでに流行して
  いれば、流行が続いていることを示しています。
  警報は、大きな流行が発生していることを示しています。


  第45週の時点で報告数の一番多い都道府県は、沖縄県で定点当たり7.97となっています。その後、
  栃木県(2.86)、北海道(1.92)、福井県(1.91)、岩手県(1.54)、群馬県(1.36)、
  埼玉県(1.12)と続いています。


  定点医療機関のこの1週間の患者報告合計数が4,133人ということから、定点以外を含む全国の医療
  機関をこの期間に受診した患者数は、推計で約5万人になる模様です。

  小中学校、高校においては、すでに学級閉鎖や学年閉鎖まで発生しています。


  現在は、インフルエンザが流行していませんが、例年、年明けから流行が拡大しています。

  予防対策はしっかりしていきましょう。万一感染してしまった場合は、他の人に拡大させないように
  十分に注意しましょう。


  くしゃみや、咳でシブキが飛び散ります。もし風邪やインフルエンザにかかっていたら、ウイルスが
  含まれたシブキが飛び散ることになります。
  距離も数メートル飛ぶことが実験で分かっています。

  また、空間に散ったウイルスは、空間で30分以上浮遊しているということです。

  他人に移さない予防対策も考えていきましょう。

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 鳥インフルエンザウイルスが南下

  先日、秋田市の大森山動物園で飼育されていたコクチョウの死骸から鳥インフルエンザウイルス
  が確認されました。
  簡易検査によるため、精密な検査が必要と思われますが、関係各所が警戒、野鳥の監視を強化
  するということです。


  農林水産省によると、今年の6月に「高病原性鳥インフルエンザ(H5N8型)」に感染した
  野鳥がロシアの野鳥営巣地で確認され、8月にはアラスカでも感染した野鳥が確認されました。

  その後、10月以降には、欧州の各地でウイルスに感染した多数の野鳥が確認されています。
  特に、ドイツでは60羽の野鳥、オーストリア、ドイツ、スイスの国境に位置するボーデン湖
  では、100羽超の野鳥の死亡が報告されています。
  ハンガリーでは、農家の七面鳥にも感染が広がってしまいました。
  さらに南のインドでも、野鳥の感染が確認されています。

  これらの感染原因となったウイルスは、ロシアから越冬のため南下した野鳥によって運ばれた
  とみられています。


  鳥インフルエンザウイルスは、野鳥であるカモやアヒルなどの水鳥の腸管に保有し、共存をは
  かっています。

  通常、その宿主に対して病原性を示すことはありませんが、何かが原因で強毒になり、致死率
  の高いものが「高病原性鳥インフルエンザウイルス」と呼ばれます。


  鳥インフルエンザウイルスは、ヒトへは感染しないと考えられてきましたが、近年、インドネ
  シアやタイ、ベトナムなどアジアを中心に、高病原性インフルエンザウイルスがヒトに感染し、
  鳥インフルエンザを発症したことが確認されています。


  現時点で、過去に日本で発症した人はいません。

  ヒトには感染する確率は低いようですが、濃厚に接触した場合には感染する確率が高くなる
  ようなので、死骸や排泄物などには十分に気をつけなければなりません。

 

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 歴史的建造物にみる抗菌知識

  古代エイジプのミイラには、腐敗から守るために、天然のコールタールやプロポリス、オレガノ
  やシナモン、クミンなどのスパイス、その他にもいろいろな香料、薬用植物を使用しています。
  どれも抗菌作用や抗酸化作用、腐敗防止作用があることを、昔の人たちは分かっていたんですね。


  日本でも天然の優れた抗菌効果を持つものが昔から知られており、それを利用しました。

  それが、東北地方に多く産出するヒバの木です。

  東北ヒバには、ヒノキチオールと呼ばれる天然の抗菌成分が含まれており、細菌やカビの増殖を
  抑える効果があることが、科学的に証明されています。
  防虫効果もありシロアリなどを寄せつけず、消臭・脱臭効果があることも分かっています。


  ヒノキチオールは、台湾に自生する「タイワンヒノキ」の精油から、日本人科学者が発見したも
  のです。
  日本に数多く植えられているヒノキ(檜)には、ほとんど含まれていないようですが、東北ヒバ
  には、ヒバ材100kgから1kg得られる程度に含まれているようです。


  タイワンヒノキや東北ヒバは、耐水性・耐久性が非常に優れており、東北ヒバを用いた古い建造
  物は、微生物などによる腐食や劣化が少ないとされています。


  松尾芭蕉で有名な岩手県平泉の中尊寺・金色堂は東北ヒバが多用されており、これによって長い
  時を経ても保存状態が良いことで有名です。
  他にも弘前城(青森県)、掛川城(静岡県)、鶴の舞橋(青森県)などにも使用されています。

  ちなみに、昭和46年に再建された「明治神宮の大鳥居」は、樹齢2450年の直径3.5mの
  タイワンヒノキが使われたそうです。

  優れた抗菌・抗カビ作用を有するヒノキチオールは、建物の保存に貢献しているだけでなく、
  中尊寺・金色堂に安置されている、藤原三代のミイラの保存にも役立っていると考えられてい
  ます。

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 梅毒も過去の病気ではありません

  近年、東京都における梅毒の患者数が増加傾向にあります。

  東京都感染症情報センターの発表によると、2016年の患者報告数は1,300人を超え1,400人
  に迫っています。
  2010年の患者数と比較すると、約7倍と激増しています。


  患者の割合は、現在でも男性が圧倒的に多いのですが、2014年あたりから女性の割合が増えてきて
  います。2015年は前年の3倍にまで増え、4人に1人が女性の患者になってきています。
  その中でも20代の女性患者が圧倒的に多い状況です。


  東京都でも、梅毒患者の増加を警告し、リーフレットを発行しています。


  梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによって感染しますが、原因となる
  のは、梅毒トレポネーマという細菌です。らせん形状で細い糸のような形をしています。

  この菌は、低酸素状態でしか長く生きられないため、感染者との粘膜の接触による感染がほとんどのよ
  うです。
  極めてまれに、たくさんの菌に汚染されたものを、傷のある手で触り感染した事例もあるようです。
  このような感染の場合を「後天梅毒」といいます。

  これとは別に、妊婦が梅毒に感染してしまい、胎盤をとおして胎児にまで感染してしまう場合を「先天
  梅毒」といいます。

  妊婦が感染した場合、ほぼ100%胎児にも感染するとされており、胎児が非常に危険なため、特に
  気をつけなければなりません。


  梅毒に感染しても、症状が出なかったり、一時的に症状が出ても治ってしまうことを繰り返し、気付か
  ないうちに病気は進行してしまうことが多くあります。
  その間、他の人にも感染を拡大させてしまうことになります。

  そして、進行していくと、合併症を起こしやすくなり、脳や心臓などに重大な障害が出ることがあります。

  現在、梅毒には有効な治療薬がありますが、非常に感染力が強く、感染して進行すると非常に怖い病気
  に変わりありません。
  また、免疫力はつかず、何度でも感染するおそれがあります。

  そして、胎児への影響を考えると、妊婦の方はぜったいに感染しないように気をつける必要があります。


  梅毒は恐ろしい病気だということを改めて認識し、思い当たることがある場合は、ぜひ検査をしてみま
  しょう。

  
                2016102811199.jpg (厚生労働省 啓発ポスター)

 世界の結核死者が180万人に

  世界保健機関(WHO)は、2016年版の「世界結核報告書」を公表しました。

  報告書よると、2015年の世界の結核患者数は1,040万人で、2014年の結核患者数960万人
  から急増しており、流行拡大が予想をはるかに上回っているということです。

  そして、2015年の結核による死者数は、推定で約180万人にのぼり、前年より30万人増加して
  います。
  ここ数年、減少傾向だったため、関係各所は衝撃を受けています。


  2015年の新たな結核罹患者数を国別で見ると、インドが284万人、インドネシアが102万人、
  中国が92万人、ナイジェリアが59万人、パキスタンが51万人、南アフリカが46万人の順で多い
  状況です。
  この6カ国で新たな罹患者の60%を占めています。

  さらに、既存の薬剤が効きにくい「多剤耐性結核」と診断された患者は約58万人に上っていて、その
  約50%がインド、中国、ロシアに固まっているようです。


  日本では、2015年の結核発病者が約1万8千人おり、1900人以上が死亡しています。
  年々減少はしているものの、いまだ人口10万人当たり10人以上の患者がいる「低まん延国」の状況
  です。
  実際、今年に入って、あちらこちらで結核の集団感染が発生しています。


  日本では「過去の病気」とみなされがちですが、世界に目を向けると、結核に関わる患者が増えている
  という状況です。
  世界の年間の新規患者の41%が治療を受けられていないとされていて、さらなる感染拡大につながっ
  ているといわれています。


  結核および結核対策に関する学術組織として設立された「国際結核肺疾患予防連合(International Union
  Against Tuberculosis and Lung Disease)」があります。
  肺の健康世界会議を毎年開催しており、結核や肺疾患などについて話し合われています。

  2017年には、日本で40数年ぶりに、アジア太平洋地域の学術大会が開催されるようです。


  結核に限らず、あらゆる感染症が世界中にまん延しやすい状況となっていますので、各国が協力し合い
  対策をうっていくことは非常に重要になってきていると思われます。

 

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 日本でも薬用石けん見直しへ

  アメリカにおいて、殺菌成分として使用されているトリクロサンなど19成分を含む薬用せっけんが
  販売禁止になることを受け、さっそく日本でも対応が取られました。

  厚生労働省は、トリクロサンなど19成分を含む製品について、1年以内に同成分を使用しないもの
  に切り替えるよう要請しました。


  アメリカ食品医薬品局(FDA)が、アメリカ内での販売を1年後に禁止する措置を発表したのが9月
  2日で、9月30日には厚生労働省が要請を行ったので、なかなか早い対応でした。


  要請を受けた製造販売業者は、早々と切り替えを決めていた企業が出るなど、要請を受け入れる方向
  のようです。


  昔からある有名な「薬用せっけんミューズ」は、トリクロカルバンが使用されており、製造販売会社
  は成分の見直しを決めましたが、切り替えるまでは従来どおり商品で販売を続けるということです。


  その他の製造販売会社も成分の切り替えを決めていますが、その製品が出るまでは従来品の販売を続
  けると思われます。


  しかし、FDAも推奨している、従来からある石けんと水でしっかり洗えば十分といわれており、
  新たに殺菌成分を加える必要があるのか疑問に思われます。

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 薬用石けん アメリカで販売禁止に

  日本でも一般的に普及している殺菌効果をうたったハンドソープや石けんなどがアメリカで販売
  禁止になりました。


  「薬用」、「殺菌」などの表示があるハンドソープ類には、一般的にトリクロサンというものが
  使われていますが、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、このトリクロサンなど19種類の殺菌
  成分のいずれかを含むハンドソープや石けんなどを販売禁止としました。

  通常の石けんと水による場合と比べて、殺菌効果が優れているという科学的根拠がなく、むしろ
  長期に使用することにより、有害になる可能性があるというのがFDAの見解です。

  以前から、トリクロサンの人体への害が指摘されており、2014年にはすでにアメリカのミネ
  ソタ州で、トリクロサンを含む商品の販売が禁止されています。それが、今回全米全体に広がり
  ました。


  ある研究によると、殺菌剤を長期に使うことで耐性菌の発達につながるほか、生殖と成長のホル
  モンを破壊する可能性すら指摘されています。


  トリクロサンは40年以上前から日用品に使われており、殺菌効果をうたうほとんどの抗菌製品
  に使用され、2千種類以上が販売されているとされています。

  日本で販売されている薬用ハンドソープの成分表示を見てみると、トリクロサンやトリクロカル
  バンが入っているのが分かります。シャンプーや歯磨きペーストなどにも使用され、かなり広く
  流通しています。


  今後、日本でも何らかの対応がとられると思います。


  FDAは、通常の石けんと水による手洗いを推奨しており、水や石けんがない環境ではアルコール
  消毒液の使用を勧めています。


  これから風邪やインフルエンザの季節になりますが、肝心なのは、しっかり時間をかけて指の間
  まで洗うことだということです。

  
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