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トピックス

 冬の感染症 これからです

  松山市(愛媛県)の病院で、インフルエンザの集団感染が発生し、その中で3名の患者が亡くな
  ったそうです。

  24名の入院患者と、10名の病院職員を合わせて34名がインフルエンザに感染し、亡くなっ
  た方は、その入院患者で51歳と88歳、99歳の3名です。


  国立感染症研究所によりますと、今期のインフルエンザの患者数は、この10年では2番目に多
  くなっています。

  1月8日までの1週間の定点当りの全国患者報告数は10.58となり、増加傾向にあります。

  都道府県別では、岐阜県が一番多く、次いで秋田県、愛知県、沖縄県、茨城県と続いています。
  警報レベルを超えている保健所地域は19箇所になっています。

  この1週間で全国の医療機関を受診した患者数は、推計約81万人に上るということです。


  インフルエンザの流行は、例年今からがピークとなるため、今後も感染者の増加が見込まれます。


  逆に、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は減少傾向となっており、国立感染症研究所
  の報告によりますと、前週病院を訪れた患者数は、前週と比較して、半減しています。

  しかし、いまだに感染性胃腸炎の集団感染が多く見受けられ、集団食中毒が増加してくるのも
  1月以降のため、まだまだ注意が必要です。


  感染のしくみを理解して、予防をしっかり行い、気をつけましょう。


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 旬の食材が作り出す抗菌剤

  白子が旬の時期です。

  魚の白子というのは、オスの魚の精巣のことで、メスにはありません。


  主な食される白子は、フグの白子、サケの白子、たらの白子などがあります。
  イカの白子もありますが、数が少ないため、あまり出回らず、高級料亭などでしか見かけないよう
  です。

 

  サケやニシン、マスなどの白子から抽出される物質で、「プロタミン」というものがあります。

  プロタミンは抗菌性を有し、特にグラム陽性菌に対して強い抗菌作用があり、耐熱性に優れ、アル
  カリ性域でも抗菌性を発揮できます。

  このためか、熱やアルカリに強い、耐熱性の芽胞形成菌や毒性の強い黄色ブドウ球菌など、病原性
  細菌に対して優れた抗菌性をもっています。


  天然物由来の安全な食品保存料として、添加物で広く食品に利用されています。

  今日では、米飯やメン類、クリームやカスタード等の洋生菓子類、和菓子類などに添加されています。

  食品の原材料表示を見ると、“保存料(プロタミン)”、“保存料(しらこたん白)”と表示され使用
  されているのが分かります。


  近年では、プロタミン分解物を応用したものが、カンジタ菌に対する抗真菌活性の働きがあること
  から、入れ歯の口腔カンジタ症状に利用されたり、歯周病原菌に対しても抗菌性が認められ、口腔
  ケアに応用され始めています。


  また、プロタミンは、脂肪吸収抑制効果があることも確認されており、メタボリックシンドローム
  の予防に対する有効な素材と考えられています。


  さらに、レアアースの採取にも活用できることがわかっており、抗菌剤だけでなく活躍の場が拡がっ
  ています。

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 家の中はカビの理想郷

  今年も残りわずかとなりました。
  オフィスや自宅の大掃除に取り掛かる時期ですね。

  自宅の大掃除をして、初めて気付くカビの発生も少なくありません。
  カビは目に見えていないものもあり、実はカビの宝庫となっている可能性もあります。


  本来カビ類の多くは、土の中などに生息しておりますが、その胞子が地表に出て空中を浮遊することに
  よって、あらゆる経路で家屋の中に侵入します。

  侵入したカビの胞子は、室内の好条件の環境で死滅せず、ハウスダストに混ざり合って発芽の機会をう
  かがっています。

  実はハウスダストには、無数のカビが生息しているといわれています。


  カビが発生しやすいのは、湿気の多い浴室や洗面所、台所などです。


  それ以外にも、寝室は窓ガラスに結露が発生しやすく、それが原因でサッシ類や窓枠などにもカビが発
  生します。

  また結露は、窓ガラスだけでなく、カーペットや壁面にも見えないところで発生しており、それが原因
  で壁面でも風通りが悪い場所にカビが発生しやすくなります。

  
  他にも、湿気が多い押入れや下駄箱などもカビにとって絶好の繁殖場所になります。

  寝具などから蒸発する湿気や結露によって押入れの中は高温多湿状態になり、常に通気性に乏しく密閉
  状態であるためです。


  カビが生えると、それをエサにダニが繁殖します。カビとダニ、ダニの糞などが健康を害する要因にな
  り、アトピーやアレルギーの原因にもなります。


  年末の大掃除のときだけでなく、常日頃から室内の清掃を心がけ、風を通すようにしましょう。

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 年末年始休業のお知らせ

  いつも有難うございます。

  誠に勝手ながら、2016年12月29日(木)から2017年1月4日(水)まで、年末年始休業と
  させて頂きます。
  1月5日(木)から平常どおり営業致します。

  ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 カニ・エビから生まれる抗菌物質

  キチンは、カニやエビ、シャコなどの甲殻類の殻や、貝、イカなどの軟骨、昆虫などの外殻に多く含
  まれています。
  実際は、甲殻類の殻からタンパク質などの成分を取り除いて精製されたものです。

  キトサンは、キチンを原料に化学処理をして変化させた抗菌剤です。


  キトサンの抗菌作用は、大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA、緑膿菌、肺炎桿菌などの細菌類に有効
  なことが確認されています。

  キトサンの抗菌作用のしくみは、細菌やウイルスのほとんどがマイナスの電気を帯びているため、
  キトサンの持つプラス電荷に引き寄せられ、繁殖を防いでいます。

  この抗菌作用を利用して、低温でのしょうゆやみその醸造や、野菜の浅漬けに加えて防腐、保存にも
  役立てています。


  また、抗菌防臭繊維にも使用されており、制菌素材として医療機関や介護施設などで使用される白衣
  やシーツ、除菌ガーゼなどで活躍しています。
  キトサンの入った肌着には、保湿と抗菌力があり、アトピー性皮膚炎に効果があるといわれています。


  さらに抗菌作用以外にも、いろいろな用途に使用されています。

  キチンは、人体への親和性が高く、細胞となじみがいいという性質を利用して、人口皮膚や手術用の
  縫合糸などにも使われ、医療分野において欠かせない存在となっています。

  他にも、土壌改良剤や工業排水、畜産・漁業用の飼料、汚水処理などにも使用されているようです。

  水虫にも効くといわれており、直接塗布すれば効果があるそうです。


  カニやエビは、古来から世界各地で食べられてきたものですので、キチン・キトサンは安全性が高い
  抗菌性物質といえます。 

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 紀元前から活用されているアロエ

  今では、美肌効果などで注目されているアロエは、紀元前から病気やケガ、美容のために活躍してい
  ました。

  約3500年前の紀元前1500年頃に埋葬された、古代エジプトのミイラと一緒に発見された書物
  に、アロエの使用についての記述があったようです。


  また、アレクサンダー大王は、兵士の病気やケガの薬として、アロエを栽培して使用したといわれて
  います。

  絶世の美女として有名なクレオパトラは、アロエベラエキスを化粧水として全身に使っていたとされ
  ています。

  紀元1年には、ローマ皇帝ネロの侍医であったディオスコリデスが著した「ギリシャ本草」の中には、
  アロエの薬効や服用法と効果が詳しく記されており、便通促進効果、胃の保護効果、ケガ、目の病気、
  打撲、痔、蓄膿など、まさに万能薬として扱われています。
  抜け毛を防ぐことまで書かれているようです。


  中世になると、アロエの薬効を知った神父や修道僧が、常備薬として持ち歩き、広くヨーロッパに広
  まり、コロンブスらによって、アメリカ大陸にまで伝えられたといわれています。

 

  アロエはユリ科の植物で、薬用と観賞用があり、もちろん薬効を期待して使用するのは薬用の方です。


  アロエの有効成分は、「植物フェノール系」、「多糖類系」、「その他」の3つの成分に分けられ、
  あらゆる働きします。

  主な効果としては、抗菌作用、抗炎症や抗アレルギー、健胃などの薬効があります。

  また、肌に直接つけることで、コラーゲンの生成を助け、新陳代謝を促進する働きがあり、シミや
  シワを改善し、肌の若返り効果もあるといわれています。


  現在分かっている薬効をみても、ディオスコリデスの「ギリシャ本草」に書かれた薬効とほぼ変わら
  ないように感じます。

  古代の人々は、これらの効果を科学的に調べる術をもっていなかったと思われますが、色々な薬効を
  とても細かく知り得ていたことに驚きです。


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 まもなくインフルエンザの季節

  今年もインフルエンザの流行が徐々に拡大しています。

  厚生労働省の11月18日の発表によると、11月7日から13日の間(第45週)の定点当たり報告
  数は0.84となり、前週の0.59より増加しました。
 

  インフルエンザの患者数は、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関(小児科約3,000、内科
  約2,000)から毎週報告されており、その1定点当たりの患者数が10を超えると注意報となり、30
  を超えると警報が出されます。

  注意報は、流行発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があり、すでに流行して
  いれば、流行が続いていることを示しています。
  警報は、大きな流行が発生していることを示しています。


  第45週の時点で報告数の一番多い都道府県は、沖縄県で定点当たり7.97となっています。その後、
  栃木県(2.86)、北海道(1.92)、福井県(1.91)、岩手県(1.54)、群馬県(1.36)、
  埼玉県(1.12)と続いています。


  定点医療機関のこの1週間の患者報告合計数が4,133人ということから、定点以外を含む全国の医療
  機関をこの期間に受診した患者数は、推計で約5万人になる模様です。

  小中学校、高校においては、すでに学級閉鎖や学年閉鎖まで発生しています。


  現在は、インフルエンザが流行していませんが、例年、年明けから流行が拡大しています。

  予防対策はしっかりしていきましょう。万一感染してしまった場合は、他の人に拡大させないように
  十分に注意しましょう。


  くしゃみや、咳でシブキが飛び散ります。もし風邪やインフルエンザにかかっていたら、ウイルスが
  含まれたシブキが飛び散ることになります。
  距離も数メートル飛ぶことが実験で分かっています。

  また、空間に散ったウイルスは、空間で30分以上浮遊しているということです。

  他人に移さない予防対策も考えていきましょう。

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 鳥インフルエンザウイルスが南下

  先日、秋田市の大森山動物園で飼育されていたコクチョウの死骸から鳥インフルエンザウイルス
  が確認されました。
  簡易検査によるため、精密な検査が必要と思われますが、関係各所が警戒、野鳥の監視を強化
  するということです。


  農林水産省によると、今年の6月に「高病原性鳥インフルエンザ(H5N8型)」に感染した
  野鳥がロシアの野鳥営巣地で確認され、8月にはアラスカでも感染した野鳥が確認されました。

  その後、10月以降には、欧州の各地でウイルスに感染した多数の野鳥が確認されています。
  特に、ドイツでは60羽の野鳥、オーストリア、ドイツ、スイスの国境に位置するボーデン湖
  では、100羽超の野鳥の死亡が報告されています。
  ハンガリーでは、農家の七面鳥にも感染が広がってしまいました。
  さらに南のインドでも、野鳥の感染が確認されています。

  これらの感染原因となったウイルスは、ロシアから越冬のため南下した野鳥によって運ばれた
  とみられています。


  鳥インフルエンザウイルスは、野鳥であるカモやアヒルなどの水鳥の腸管に保有し、共存をは
  かっています。

  通常、その宿主に対して病原性を示すことはありませんが、何かが原因で強毒になり、致死率
  の高いものが「高病原性鳥インフルエンザウイルス」と呼ばれます。


  鳥インフルエンザウイルスは、ヒトへは感染しないと考えられてきましたが、近年、インドネ
  シアやタイ、ベトナムなどアジアを中心に、高病原性インフルエンザウイルスがヒトに感染し、
  鳥インフルエンザを発症したことが確認されています。


  現時点で、過去に日本で発症した人はいません。

  ヒトには感染する確率は低いようですが、濃厚に接触した場合には感染する確率が高くなる
  ようなので、死骸や排泄物などには十分に気をつけなければなりません。

 

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 歴史的建造物にみる抗菌知識

  古代エイジプのミイラには、腐敗から守るために、天然のコールタールやプロポリス、オレガノ
  やシナモン、クミンなどのスパイス、その他にもいろいろな香料、薬用植物を使用しています。
  どれも抗菌作用や抗酸化作用、腐敗防止作用があることを、昔の人たちは分かっていたんですね。


  日本でも天然の優れた抗菌効果を持つものが昔から知られており、それを利用しました。

  それが、東北地方に多く産出するヒバの木です。

  東北ヒバには、ヒノキチオールと呼ばれる天然の抗菌成分が含まれており、細菌やカビの増殖を
  抑える効果があることが、科学的に証明されています。
  防虫効果もありシロアリなどを寄せつけず、消臭・脱臭効果があることも分かっています。


  ヒノキチオールは、台湾に自生する「タイワンヒノキ」の精油から、日本人科学者が発見したも
  のです。
  日本に数多く植えられているヒノキ(檜)には、ほとんど含まれていないようですが、東北ヒバ
  には、ヒバ材100kgから1kg得られる程度に含まれているようです。


  タイワンヒノキや東北ヒバは、耐水性・耐久性が非常に優れており、東北ヒバを用いた古い建造
  物は、微生物などによる腐食や劣化が少ないとされています。


  松尾芭蕉で有名な岩手県平泉の中尊寺・金色堂は東北ヒバが多用されており、これによって長い
  時を経ても保存状態が良いことで有名です。
  他にも弘前城(青森県)、掛川城(静岡県)、鶴の舞橋(青森県)などにも使用されています。

  ちなみに、昭和46年に再建された「明治神宮の大鳥居」は、樹齢2450年の直径3.5mの
  タイワンヒノキが使われたそうです。

  優れた抗菌・抗カビ作用を有するヒノキチオールは、建物の保存に貢献しているだけでなく、
  中尊寺・金色堂に安置されている、藤原三代のミイラの保存にも役立っていると考えられてい
  ます。

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 梅毒も過去の病気ではありません

  近年、東京都における梅毒の患者数が増加傾向にあります。

  東京都感染症情報センターの発表によると、2016年の患者報告数は1,300人を超え1,400人
  に迫っています。
  2010年の患者数と比較すると、約7倍と激増しています。


  患者の割合は、現在でも男性が圧倒的に多いのですが、2014年あたりから女性の割合が増えてきて
  います。2015年は前年の3倍にまで増え、4人に1人が女性の患者になってきています。
  その中でも20代の女性患者が圧倒的に多い状況です。


  東京都でも、梅毒患者の増加を警告し、リーフレットを発行しています。


  梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによって感染しますが、原因となる
  のは、梅毒トレポネーマという細菌です。らせん形状で細い糸のような形をしています。

  この菌は、低酸素状態でしか長く生きられないため、感染者との粘膜の接触による感染がほとんどのよ
  うです。
  極めてまれに、たくさんの菌に汚染されたものを、傷のある手で触り感染した事例もあるようです。
  このような感染の場合を「後天梅毒」といいます。

  これとは別に、妊婦が梅毒に感染してしまい、胎盤をとおして胎児にまで感染してしまう場合を「先天
  梅毒」といいます。

  妊婦が感染した場合、ほぼ100%胎児にも感染するとされており、胎児が非常に危険なため、特に
  気をつけなければなりません。


  梅毒に感染しても、症状が出なかったり、一時的に症状が出ても治ってしまうことを繰り返し、気付か
  ないうちに病気は進行してしまうことが多くあります。
  その間、他の人にも感染を拡大させてしまうことになります。

  そして、進行していくと、合併症を起こしやすくなり、脳や心臓などに重大な障害が出ることがあります。

  現在、梅毒には有効な治療薬がありますが、非常に感染力が強く、感染して進行すると非常に怖い病気
  に変わりありません。
  また、免疫力はつかず、何度でも感染するおそれがあります。

  そして、胎児への影響を考えると、妊婦の方はぜったいに感染しないように気をつける必要があります。


  梅毒は恐ろしい病気だということを改めて認識し、思い当たることがある場合は、ぜひ検査をしてみま
  しょう。

  
                2016102811199.jpg (厚生労働省 啓発ポスター)

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